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| 問診、カウンセリング |
歯周病の進行、治癒には全身の健康バランスが大きく関わります。現在気になる症状、全身の状態、生活習慣、日頃のお口のケア方法等、細かくお話を伺います。 |
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| 唾液検査 |
以下の全ての項目を約10分間かけて調べていきます。
・むし歯菌2種
・唾液量
・唾液の質
・唾液の緩衝能
・唾液中CoQ10量
・唾液中コルチゾール量
(※検査項目によっては、結果をお伝えするまで数日かかるものがございますので御了承下さい) |
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| 歯周病精密検査 |
下記項目について、歯1本1本を細かく診査します。
・歯周ポケット測定
・歯ぐきからの出血の有無
・歯の動揺度(歯の揺れ)
・バイオフィルムの染め出し(付着箇所と量をみます)
・レントゲン上で見られる骨の状態 |
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| プレゼンテーション |
(1)〜(3)の検査結果をお知らせすると同時に、予防医学に則ったむし歯・歯周病のプレゼンテーションを行います。
細菌数やリスクを軽減させるにはどうしたらよいのか、具体的なアドバイスをさせていただきます。また、歯周病の進行度やバイオフィルムの付着量をもとに、目には見えないバイオフィルムや歯石を除去するトータル時間(ORCDスケーリングプログラム)をご提示します。 |
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| ORCDスケーリングプログラム |
スケーリングとは、歯の表面に付着したバイオフィルムや歯石を除去することです。
本プログラムでは、拡大鏡を使用し、歯1本1本のバイオフィルムを丁寧に除去していきます。むし歯・歯周病予防への一番の近道は、クリニックで行うプロフェッショナルケアと、患者様がご自宅で行う歯磨き等のホームケアとの両立です。ホームケアで必要な歯磨きのテクニックや、歯や歯ぐきの状態、生活リズムに合った予防物品の選出も、このプログラム内で行います。
(※歯周病が進行している方は、数回のご来院をお願いすることもございます) |
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| ORCD再評価 |
初回検査〜スケーリングプログラムを経て、どのくらいお口の中が改善されたかを評価していきます。Before〜Afterの正確なデータを得るには、初回検査と同様の検査を行う必要があります。再度、唾液検査、歯周病精密検査を行います。
この結果に応じて、定期的なメンテナンス期間を決定します。もしくは、治療必要箇所の有無をドクターを交えご相談していきます。 |
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| 定期的なメンテナンスへ移行の方 |
メンテナンスの期間は、一人ひとりのリスクや状態によって異なります。
定期的なメンテナンスではPMTCを行いますが、新たな問題が発生していないかをチェックするという大事な意味合いも持っています。ご来院いただく毎に、次回は何ヵ月後にメンテナンスを行うか、予防担当歯科衛生士が責任を持ってご案内いたします。(※抜歯や外科的な治療が入る場合は、予後を考えメンテナンス期間が短くなることもあります。また、矯正治療を行っている場合も通常と異なることがあります) |
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| 歯周外科処置が必要な方 |
歯周病治癒を目指し、ドクターによる外科的処置に進みます。
処置に関しては、事前にドクターとの十分なカウンセリングを行います。一人ひとりにあった治療方法がございますので、ご希望やご要望がございましたらご遠慮なくお申し付け下さい。
外科処置をご選択された方は治療終了後、外科処置をご選択されなかった方も、予防担当衛生士による定期的なメンテナンスに移行していきます。 |
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