インプラントアレーズ銀座歯科 東京都中央区銀座5丁目5-16

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インプラント

- 生涯自分の歯で噛みたい -
- 快適な食事をし続けたい -
- 入れ歯やブリッジではなく、天然の歯のように噛みたい -

今現在歯を回復するにはインプラントが最善の治療方法

 近年患者さんの要望は様々です。永久歯を失うと、残念ながら歯は生えてきません。天然歯の再生では、幹細胞を用いた研究が進んでますが、実際の臨床で活用されるには数十年はかかるでしょう。今現在、インプラントを用いて歯を人工的に復活させることが、最も現実的な治療方法と言えるでしょう。

インプラント治療の研究による進化

 現在のインプラント治療は、多くの研究の積み重ねで天然の歯が再生したかのような結果が得られるようになりました。しかし、正しい知識のもとに活用されなければ様々なトラブルが生じます。インプラントの特徴、歯を失うことのリスク、インプラント治療により得られる恩恵、施術にあたっての注意事項などを解説いたします。

インプラント治療による一例。(赤文字青文字部)インプラント治療は、『よく噛める機能性』『天然歯に近い審美性』『舌の感触などの快適性』に今現在最も優れた治療方法である。インプラント治療は、事前の骨の状態や神経、動脈の走行位置などを十分に把握して行わなければ、大量出血、感覚麻痺、その他様々なリスクを伴う。また、噛み合わせを考慮した位置に正確に埋め込まなければ、歯としての機能を与えることが困難となり、ただの飾りとなってしまう。


インプラント一次手術   ¥343,200
アバットメント   ¥92,400
上部構造   ¥198,000
(全て税込)

(2回法のインプラントを用いた場合や骨の状態により骨造成や上顎洞底部挙上手術などが必要になった場合は、別途費用がかかります。また、噛み合わせや清掃性を見る場合、仮歯を入れる必要がございます。詳しくはご相談の際にお問い合わせください。)

インプラントとは

 インプラント治療は、歯の根の部分も保存できなくなった方の骨の中に、体に親和性が高く、強度的にも咬合力に耐えうるグレードⅡ〜Ⅳ(純度)のチタンという金属でできた人工歯根を埋め込み、まるで天然の歯がもどったかのように咬める治療方法です。


(図説)フィクスチャーが骨と結合した後に、粘膜貫通部からアバットメントと上部構造が装着された一例。


インプラント一次手術   ¥343,200
アバットメント   ¥92,400
上部構造   ¥198,000
(全て税込)


(骨の状態や粘膜の厚みによっては、必ずしもこのように審美的に仕上がるとは限りません)

本来生体は異物を排除する

 本来生体には、異物が混入した際に『異物排除』をする性質を持っております。かつて、歯を失った後の歯茎に様々な材料を差し込んで噛めるか試されてきました。しかし、『異物排除』により時間の経過とともに抜け落ちてしまい、歯茎の上に乗せる義歯(入れ歯)で噛むことしか選択肢がありませんでした。

チタンが生体と結合することの発見からインプラントの研究は始まる

ところが、1950年代にスウェーデンの整形外科医ブローネマルク博士が、骨折させたウサギの脛にチタン製の生体顕微鏡をとりつけ、骨の治癒過程とその骨髄の反応を観察する実験を行なっていた際に、チタンと骨が結合し生体顕微鏡が取り外せないという現象が起こりました。この偶然の発見から、生体親和性の良いチタンは、生体が異物でなく仲間と誤認識し、『被包』(ひほう;生体に取り込んでしまうこと)するということが分かりインプラントの研究は始まりました。この現象をインプラント治療では、『オッセオインテグレーション(骨結合)』と呼び、インプラント治療の成功とみなしております。ちなみに初めてインプラント手術を受けられた患者はブローネンマルク博士の友人であり、1965年に施行され、その後40年間人生を全うされるまで問題なく機能し続けたとのことです。

(図1)
(図2)

(図説1)インプラントは、骨内に埋め込まれたグレードⅡからⅣのチタンである。表面加工によって骨芽細胞と調和しやすく処理されており、歯槽骨と結合する(この部位をフィクスチャーと呼ぶ)。骨との結合期間は、インプラントメーカーや骨の状態によって差はあるものの、1〜3ヶ月となっている。結合後、骨と口腔内が粘膜貫通部を介して土台(アバットメント)の部分が立ち上がり、その上部に歯の形を成した上部構造(スーパーストラクチャー;superstructure)が装着される。

(図説2)フィクスチャーの幅や長さは、どのメーカーでも数種類の準備がある。(本写真はStraumann Implant BLX®️)通常、咬合力負荷の大きい奥歯では幅の太いWBを、骨が薄く咬合負荷は奥歯よりは小さい前歯部では細めのRBを選択する。ちなみに、ネジの形をしているのは、結合するまでの間に動かないようにするためであり、決してこのネジの嵌合力によって噛めるようになるわけではない。

インプラント治療最大の目的は

『快適』で『美しく』そして『よく噛める』こと

 インプラント治療の成功とは、骨の中にチタンを埋め込むことではありません。『歯茎に調和している』『よく噛める』『違和感が少ない』といったような、まるで天然の歯と同じように日常生活を送れる状態に戻すことです。このことは、磨きやすい、食物が詰まりにくいといった『メンテナンスしやすい環境』にも精通します。


『歯茎に調和している』『メンテナンスしやすい環境』
(図説)インプラント治療は、歯茎との調和が得られることで、清掃性や審美性が得られる。これらを確立するためにも、両隣の骨や歯茎の高さを事前に計算してインプラントの埋め込む位置を繊細に決めていく。現在では、デジタルのソフトを用いて画像上で設計(またはシュミレーション)し、患者さんのお口の中に具現化するガイデッドサージェリーが主流である。

インプラントによって残存している歯を咬合力から守ることができる

また、当院で最も大切にしていることは、『残存している歯を守る』ことです。インプラント上にも数ミクロンの噛み合わせ負荷を適切に与えることで、ただの飾りではなく、残っている歯への負担を分散することが重要となります。

『よく噛める』『違和感が少ない』『残存している歯を守る』


(図説)咬合紙を用いてインプラント上に適正な咬合を与える。赤い咬合紙の色が、インプラントにも残存歯にも適正に付与されていることがわかる。インプラントの埋め込み位置は、そこから垂直圧のかかる方向で、かつ骨内に的確に埋め込む。ただの飾りではなく、正しく機能させることが重要。

現在のインプラント治療の主流は補綴主導型(噛み合わせから埋め込み位置をシュミレーションする)

 これら全てをクリアにするために重要なのは、治療後の噛み合わせや歯の形を事前にシュミレーションして、そこから逆算された的確な位置にインプラントを埋め込むことです。その際に、抜歯後の骨や歯肉がどう変化するかといった生体反応を計算します。抜歯と同時に埋め込む場合(抜歯後インプラント即時埋入)は、歯層堤保存術(Ridge preservation;リッジプリザベーション)、抜歯後骨が痩せてしまっている場合は歯槽骨増大術(Guidedd Bone Regeneration;GBR)、副鼻腔の一つである上顎洞が近接している場合は上顎洞挙上術(Sinus lift, Sinus floor elevation;サイナスリフト、サイナスフロアエレベーション)などを必要とする場合もあります。(それぞれの処置内容に関しては、下記クリック参照)


(図説)矯正治療によって歯列と噛み合わせを整え、欠損部をインプラントにて回復した一例。患者さんから見て右上2番目3番目のインプラント部には、骨増大術(GBR;Guided bone regeneration)と結合組織移植術(CTG;Connective Tissue Graft)を併用。左上1番目は、抜歯と同時にインプラントを埋め込み(抜歯後即時埋入)、同時に歯層堤保存術(Ridge preservation)を行っている。


インプラント一次手術   ¥343,200
アバットメント   ¥92,400
上部構造(全て1本につき)   ¥198,000
GBR(1ブロック)   ¥165,000~
Ridge preservation   ¥165,000
(全て税込)

インプラントについてより詳しくお知りになりたい方は、下記をクリック

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